2007年10月27日土曜日

10月14日(日)午前10:00、時間がない~! 10:19発ハットリ君列車に乗らねば~!

  さあ、もう10:00、射水神社お参りは済んだ、時間がない。

10:19発、ハットリ君列車に飛び乗って、氷見市藤子不二雄A先生対談会へ直行だ。

 今から高岡駅へ帰っていては間に合わない。

このまま公園を突っ切って、次の越中中川駅まで歩くのなら、10分ほどで行けそうだ。 

   


  この公園には高岡古城公園動物園という無料のミニ動物園があり、妻と8歳の娘とはここでお別れだ。娘が、A先生と氷見市長の対談会に耐えられるはずはない。ラッキーなことに、10:30と14:00に、毎日ウサギやひよことのふれあい広場が開かれており、あとで聞くと、娘はペンギンを見たり、モルモットに触れてご満悦だったそうだ。別行動をとって正解だったようで、しかも喜んでいたそうなのでほっとした。


  さらに古城公園内には、高岡市博物館があり、小さいながらも藤子F不二雄先生の展示スペースがあって、ドラえもんのコピー原稿の展示などがあったそうだ。

 公園の1番出入り口から出て(グーグルマップの記表に基づく)、中川交差点の信号を渡る時に、建物の隙間から、藤子F不二雄先生の通っていた 「高岡工芸高校」 の角っこだけがちらりと見えた
 「はー、校門の前で写真撮りたかったなー。」と思いながら、駅へと急ぐ。
 
   
 坂道をずんずん歩きながら、ふと下を見ると、1本のレールと、チンチン電車が止まるようなこじんまりとした駅が見える。越中中川駅だ。危ない、危ない、つい高岡駅ぐらいの大きさを想像していたので、見逃すところだった。そばへ行くと、小ぶりでかわいい駅舎は、手作りペイントの絵画で一面を覆われており、なかなかかわいい。やっぱり、F先生の工芸高校と、A先生の高岡高校の生徒が乗り降りするだけあって、こんなペイントがしてあるのだろうか?ローカル線によくある、さびれた感じがなく、なんだかかわいい幼稚園の園舎のようで、うん、好感を持ちました。
 
腕時計を見ると、もう10:15。 
「くーーっ! 歩いて5分ぐらいでA先生の母校もあるのに~、高岡高校校門前で写真撮るのもあきらめるかー!? 電車の窓から見るので我慢しよう、、、」

 ベンチで電車を待っていると、ほどなく列車が滑り込んできた。1両目は普通のディーゼルけん引列車だが、2両目がハットリくんペイント列車だ。
 
「ムフーーーッ!(A先生のハナ息擬音調で) サァッ、ノリコムドー!」

(ッテ、タダタンニ デンシャニノルダケナノニ コマッタヒトダニー、、、
 A先生がプロゴルファー猿で多用していたカタカナ欄外突っ込みを使ってみました)

2007年10月26日金曜日

10月14日(日)午前9:45、射水神社参詣 ~ 二つ山ってどこ?!

橋を渡って少し歩くと、公園地図の案内板が出た。

このまままっすぐ歩くと、藤子不二雄A先生と藤子F不二雄先生が、毎年初詣に訪れた射水神社に突き当たる。

 さらに、その案内板に、「二つ山」が載ってないか目を皿のようにして見たが、載っていなかった。やはり、地元の子供たちが勝手につけた俗称のようなものなのか?
 
二つ山とは、両先生が何かにつけて立ち寄り、二人でだべり、将来を語り、本を読んだりした、まんが道に頻繁に登場する、高岡市時代の最重要スポットなのだ。
 
 途中の道すがら、二つの丘がこんもりしてて、お濠のすぐそばというスポットを一生懸命探したのだが、なかなか見つからない。10分も歩かないうちに、射水神社に着いた。

 なかなか雰囲気がありすっきりとしたきれいな神社だ。 

鳥居のすぐ右側に、ちょっとした丘があり、こんもりとした木々が生い茂り、その下には少年相撲の土俵がある。

「おっ!ここはA先生と、F先生が6巻のP12で相撲を取った土俵やんかー!」

鳥居のすぐ横に土俵があるなんて、おごそかでいい感じだ。とりあえず、二つ山はおいといて、神社をお参りすることにした。


(後で分ったのだが、実は、この 「土俵のあるちょっとした丘」 が、「二つ山」 そのものだったのだ! 詳細は、後日のブログに!)

   


さて、肝心の参詣だが、お願いの中身は、ずばり、「大願成就」と、「商売繁盛」!
なにしろ、A&F先生が、二人揃って世界的マンガ家となり、世界的大ヒット作を連発したことによって、
「射水神社の ”大願成就”と”商売繁盛”の”実現力” は、実証済みの確かな事実」
なのである。困った時の神頼み、なんていう頼りないものではなくて、


「願えば必ず実現する、まさに、ドラえもんのポケットから飛び出たような、お願い実現神社マシーン?!」なのである。

 この私の説に異論を唱える人はいないであろう? ぜひ、神社の方、高岡市観光課方面の方も、そういった観点から射水神社をプッシュしてはどうでしょうか?


1、満賀道雄と才野茂のまんが道キャラ”大願成就”お守り

2、喪黒福造の笑うセールスマン”商売繁盛”お守り

3、出来杉くんの正統派”学業成就”お守り(のび太は無理)

4、エスパー魔美の高畑くん、”ボーっとして学業成就”お守り(お値段高めで、何しろ楽して成績上がりますから)

5、ジャイアンの”無病健康”お守り

6、どんな願いにも効くドラえもんポケット型お守り

7、どこでもドアを使えば絶対事故にあいませんドア型交通安全お守り、などなど

キャラクター使用料を払っても、十分売れると思いますぞ。とりあえず、今回は、射水神社オリジナルのそろばん型商売繁盛お守りを買いました。おみくじも「中吉」出たし、御利益期待できそうやー。

2007年10月25日木曜日

10月14日(日)9:30、高岡古城公園へ

  



高岡大仏を後にして、高岡古城公園へと向かう。途中には、歴史を感じさせる家屋や、古い看板などもあり、なかなかいい雰囲気である。大仏様の所から、5分も歩かないうちに古城公園のこんもりした木々が見えてくる。はやる気持ちを抑えて、娘の歩く速さに合わせて、歩を進めていくと、



あっ! 見えたっ! 何回もまんが道本編に出てきた、お濠にかかった橋だ!



 この橋を、中学生の、高校生の、新聞記者の、まんが浪人の、藤子不二雄A先生と、藤子F不二雄先生が、何回も何回も歩いたのだ。みちぞう、感激ー!
 橋からの景色は、なかなかこじんまりとまとまっていい感じである。日曜の9時半なんだけど、時々散歩の人がいるぐらいで、ホント、静かで心が落ち着く。大阪城公園みたいに巨大じゃないし、人もわさわさいないから、散歩にはベストやなー、閑静で落ち着くわー。木々の中を歩いて行くと、

「あっ! この景色、このお濠、まんが道の中に出てきたあのシーンや!」


というところが何ヶ所かあり、そのたびに写真に撮ろうかと思ったのですが、

「そうか、この景色を思い出そうとしたら、まんが道を読み返せばいいんや。」

と、思い直して止めにしました。うーん、これぞまんが道ファンのあるべき姿だ、と自分で自分にちょっと感動している私は、アホでしょうか?

2007年10月24日水曜日

10月14日(日)午前9時、高岡大仏を求めて

 この切符の画像を見て、

「切符の日付は10/14なのに、この前のブログの画像の、まんが道1巻に書いてあった、藤子不二雄A先生のサインの日付は10/24だったぞ?おかしいんじゃない?」

と気づかれたあなたは、するどいっ!

  • はたして藤子不二雄A先生のサインは本物なのか?
  • 管理人みちぞうの、ねつ造なのか?
  • それとも、何か、理由ありなのか?

真実は、ブログが進むにつれ、明らかにされる!

 10月14日午前9時、日曜日の高岡駅前は、休日のためか車も人も少なく、静かなものであった。私と妻と8歳の娘は駅の北側から、一番目の目的、

         高岡大仏の拝観

のために歩き出した。ちなみに頼りは、図書館で借りた2005年版「るるぶ富山県」だ。地方都市の駅前繁華街といった町並みを10分ほど歩くと、ちょっといい感じの白い石畳風?舗装道路に出た。

と思ったら、早くも念願の高岡大仏が目の前に現れた!

ちょっといきなりな感じで、一般の住宅街の中で、市民が住んでいる家々と並んで、ふつうーっに、しかし、どどーーーんっ、と座っていらっしゃいます。門から本殿まで100メートルはあるような、たいそうな奈良の大仏と比べると、たいへん新鮮でした。建物や囲いは無しで、大仏様いきなりむき出しです。普通に生活して歩いてるだけで、毎日大仏様と顔を合わせられるなんて、高岡の人達は拝観料どえりゃー得してるなー。まんが道に、何回も何回も登場してきた高岡大仏、その実物にとうとうめぐり合えた!

ところがっ、がちょーん! 補修中で、白い工事テントでおおわれて、顔しか見えん! 

( みちぞう、A先生のショックを受けた時の、顔影を真似しました )

この高岡大仏は、奈良の大仏と違ったまーるいリング状の光背をせおってはるのが特徴なのに、それがうっすらとしか見えんかった。む、無念。

 しかし、藤子不二雄A&藤子F不二雄先生が、この大仏の前を通って古城公園への道を行き来したのかと思うと、わざわざ見に来てよかったなーと、感激もひとしおでした。あらためて、白い幕の合間から大仏様の静かな微笑みを見ていると、旅の疲れも癒され吹っ飛びました。なかなかいいお顔をしてらっしゃる仏様ですねー。

2007年10月23日火曜日

そもそも、「まんが道」とは?


 ググッてか、ヤフッてかで、このブログを探し出した人に、いまさら説明も無意味でしょうが、「まんが道」とは、藤子不二雄A先生が、ご自身の小学校5年生の時からあの有名なトキワ荘時代までを描いた、文庫14巻の半自伝的な漫画作品です。

 特徴は、


①富山県高岡市時代が、前半の主な舞台である。

②藤子F不二雄先生との数々の友情エピソードが、泣かせてくれて、しかも、熱い!

③藤子不二雄A先生の作品の中では、カリスマ的な人気を誇り、まんがファンの中では、「聖書」扱いする人もいる(私をはじめ?)


という、30代、40代の漫画ファンで、これを読まずしてまんがファンを名乗る人はない?というぐらいのカルトかつメジャー作品?です。

 NHKの朝ドラにもなりましたしね。

 そんな私が、ひょんなことから、10月14日の1日だけ、富山県高岡市と氷見市を訪れることができました。このブログを読んでくれた人が、たとえ一人でも、


◎ 「よしっ!この みちぞうのブログに誓おう。みちぞう!おれもきっと高岡(と氷見)を訪れてみせるぜ!」


と思っていただければ幸いです。

まんが道の故郷を訪ねて~藤子不二雄A先生対談会


( 管理人 まがみちぞうから 尊敬する 藤子不二雄A先生へ、)
まんが道の主人公 満賀道雄に ほんの少しだけ手を加えた
著作権侵害ぎりぎりキャラを、
管理人自画像として、断りも無く使わせていただくご無礼を、
平に平に、ご容赦くださいませ。
今まで40数年間、読む専門だったまんがファンが、
まんが道単行本を、必死で模写している落書きイラストです。
なにとぞ ご寛大なお心で 見逃し置き下さい。
ブログ広告その他、副収入はもちろん放棄し、
一人でも多くの人が、高岡市、氷見市を訪れる手助けになる
ようなブログにすることを誓う、
一般会社員の旅行記です。
高岡市、氷見市に関して、
質問その他、私の旅行の範囲でわかることは、お答えしますので、
情報の欲しい方、お気軽にコメントください。
みちぞうは、昭和生まれで M字でこ ヨコナガ眼鏡でございます。

  2007年10月14日(日)、とうとう念願の富山県高岡市(&氷見市)訪問が実現しました!

 JR北陸本線高岡駅、ここ富山県高岡市で、日本が生んだ不世出の天才マンガ家、藤子不二雄A&藤子F不二雄先生のお二人は、小学校から高校卒業後数年間の一番多感な時期を過ごされたのです。
 小学校時代から、二人で競い合い励まし合い、まんが道を共に歩まれた両先生、半日だけの短い滞在ですが、二人で過ごされた高岡市と、藤子不二雄A先生の生家がある氷見市(漁港があり、寒ブリが有名)、そして今日の三大イベント、

1、「高岡大仏拝観と、古城公園 幻の ”二つ山” を探せ!」

2、「氷見市 藤子不二雄A先生と市長の座談会」(なんとか、サインをゲットするぜ!)

3、「氷見  潮風ギャラリー 藤子不二雄A先生マンガ原稿展」

を、ご紹介したいと思います。